こんにちは。梅津ようせいです。
4月3日、農林水産大臣随行でJA山形「協同の杜」の被災者の受け入れ状況及び天童の物流拠点の状況について拝見させていただく機会がありました。
天童の山形県総合公園アリーナにある物流拠点は、自衛隊の皆様が整然と対応し、必要な物資を被災地に送っていただいているとのことでしたが、その場に、自衛隊OBの皆さん、そして、民間物流業者の皆さんがおられました。
防衛省・自衛隊OB・OGの皆さんによって組織される「隊友会」の皆さんが、自衛隊現役の自衛官の方々とだけでなく、民間企業の皆さんと協力して適切に物資を被災地に送るための作業をしている姿を拝見し、本当に頭が下がる思いでした。
私自身も防衛省・自衛隊の出身であり、隊友会のメンバーです。
本来なら、皆さんと一緒に、あるいは、被災地に赴いてボランティアをなすべきなのでありましょう。震災が起こった際に私自身は東京におりましたが、即座にボランティアに行きたいと思いました。仕事放って、地元に帰ろうかとも思いました。しかし、東京から地元に帰る手段もなく、むしろ足手まといになるのではないかとの思いがよぎりました。また、その時、防衛省時代に一緒に仕事をしたことのある方で、イラクの人道復興支援活動で陣頭指揮をされた自衛官の方の言葉を思い出しました。
「周りの人間にどんなことを言われようと、また、どんな苦境にあっても、どんなことが起こっても、自分の持ち場をきちんと守ること、それを忘れるなと自分の部下に言っていた。」
自分は今は農林水産大臣の秘書官の身。農林水産省も被災者の皆さん、国民の皆さんに、食料を供給するという重要な役割があります。自分の持ち場を守り、今のポストで被災者のため、山形のため、日本のためにしっかりと働くことが重要なんだと自分に言い聞かせました。
それにしても、多くの方々が被災地で、あるいは、被災地外でボランティアをされておられますが、隊友会の皆さんも本当に寒い中で黙々とボランティアとして作業をされている姿を拝見し、感激とともに、申し訳ない気持ちで一杯になりました。随行の身ゆえ、お声をおかけすることもできませんでしたが、どうぞお許しください。「かくあらねばならない」という姿を見ました。
今回の大震災では、4月12日現在で、自衛隊は既に人員約106,250名(陸:約7万人、海:約1万4200人、空:約21,600人、原子力災害派遣部隊約450人)、航空機497機(ヘリ:208機、小体よく289機)、艦船49隻が動いています。また、この度の災害で史上初めて予備自衛官も招集され活躍していただいています。
自衛隊、消防、警察の方々、そして民間企業の方々、隊友会をはじめとするボランティアの方々が、命をかけ、そして、自己を犠牲にして協力し、東北、東日本の復興のために働いていただいていることに改めて感謝したいと思います。
ともに働いた自衛官の方が、今も指揮官としてJビレッジ内の自衛隊現地調整所で原発と戦っています。
私も、自分の持ち場をしっかりと守り、復興のため、被災地のために自分のできることをきちんとやり遂げられるよう、しっかりつとめなければいけない。そう、改めて自分に言い聞かせました。
梅津ようせい


コメントする